catmoco’s diary

癲癇、糖尿病持ち20歳の高齢猫(モコ♂)との暮らし

癲癇と診断されるまで(1回目の痙攣)

 

これからの記録を書く前に

一回目、二回目、三回目の発作が起きてから「癲癇(てんかん)」と診断されるまでを書いておきます。

 

2001年生まれの我が家の猫さん

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幸いにも

病気という病気も怪我もしておらず、

病院へは年に1回三種混合ワクチンを受けに行くだけで、たまーに(それも7年とか、たまにどころじゃない)血液検査を受けていました。

 

 

病気がなかった分、

猫は勝手に元気なものというか

《よく吐く。おしっこが出ない時はヤバイ》

この程度の知識で奇跡的に19年を過ごし、

はっきりと言って

“にわか飼い主を”しておりました。

なので勿論ドヤっと言うのもおかしいですが、猫に癲癇発作というものがあるという事を知りませんでした。

 

初めて癲癇発作が起きた日は

2020年7月22日の20時頃。

ペット用ベットに寝ていたモコが前触れもなく突然全身バタバタ目はひんむいていて

ヨダレを垂らしながらとにかく激しい痙攣。

 

何が起きたのかわからず、

正直このまま死んでしまうんだと思って

抱きしめてユサユサひたすら名前を呼び続けました。

が、この病気とお付き合いをする事になって知ったのですが癲癇の時にやったらいけない行動フルコースらしいですね。

 

癲癇が起きたら、

・音や光、触るなどの刺激を与えない。(刺激が発作を長引かせてしまう為)

 

・落下や頭をぶつけそうな危険物だけそっと排除他は触らない(発作中は制御ができないので噛まれたりなど二次被害も防ぐ為)

 

・何分何秒発作が続いたと正確にわかるように動画を撮る。動物病院行った時に先生に見せるのにも全身と撮れたら目の動きが見えるといいみたいです。

 

↑これを知った時はもう。がっつり抱きしめちゃったよ。ゆさゆさ名前大きな声で呼んじゃったよ。余計に苦しめてたのかごめんという本当にいたたまれない気持ちなりました。

 

 

痙攣がおさまったかと思ったら部屋をぐるぐるウロウロしだして思い出したかのように凄い勢いでご飯を食べだすという行動でした。

意味がわからなすぎて完全に困惑しました。

 

とりあえず夜間救急へどうしたらいいのか電話にて問い合わせました。

うる覚えですが年齢、病歴、トイレの有無、食欲、飲量を聞かれたと思います。

数時間のうちにもう一度痙攣が起きるようならすぐに連れてきて下さい。そうでなければ後日かかりつけ医で大丈夫ですと指示を受けました。

 

タイミング悪く2020年は、

海の日とスポーツの日という祝日で連休の為、動物病院がお休みで夜間救急も午前1時までしかやっていないとの事だったので

電話切った後に気がついて憂鬱でしたが、

本人は何処吹く風でトイレも済ませてスヤスヤしていました。

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当時もう1匹、

同い年のポポという子が居てその子の方が

ソワソワ挙動がおかしかったです(汗)

 

 

痙攣を起こしてから

病院がお休みの祝日が2日間様子見をしていましたが普通に元気でご飯もトイレもゴロゴロも

全て通常運転。

あれはなんだったのだろう?状態。

 

自分なりに猫の痙攣を調べていたら

高齢猫は

継続的な音や金属が擦れる音で痙攣を起こすというのを発見しまして

 

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ちょうどコロナのステイホーム期間からベースを初めてしまっていた私はもしかして原因これ?と封印をしました。

 

これは1度目の痙攣を起こした後の今だからする反省なのですが、

・動物病院がちょうどお休みだったので様子見をした事。

・自分でネットなどで調べて原因これかもと勝手に判断した事。

・食欲あるしトイレもしたし元気だからと病院へ休み明けに連れていかなくても良いかと思ってしまった事。

 

1度、痙攣起こしただけでは「癲癇発作」と診断されません。

癲癇の治療は発作のコントロールを目的とした投薬をするのですが(アイヤ日本語アヤシイね)

薬が効き始めて血中濃度が安定するまでに

約2週間かかるそうで早くわかるに越したことはないのです。

 

今は何でもかんでもネットで調べられてしまうのでいけませんね、あくまで素人、かも知れないなのでね。プロに診てもらうべきだと思いました。

 

なので今ブログを見て下さっている方で

まだ様子おかしいけど病院行っていないで

辿り着いた方は

今からでも遅くない安心を買うと思って何もなかったらそれで良し。病院へ行って下さい。

 

これが1度目の痙攣のまだ病院連れて行く前のお話でした。

長くなってしまったので一度ここで終わります。